幻辞.com

千切れる

ちぎれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be torn off
文例 · 用例
犬も嬉しくて尾を千切れる程振りました。
夢野久作 どろぼう猫 青空文庫
そうして開いた口が閉がらずにいる彼女に「天罰思い知れ」とか何とかいう、いい加減な文句をタタキ付けて、泥の中に蹴たおして、手も足もズタズタに切れ千切れるような眼に会わしたら、どんなにかいい心持ちだろう。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
当てもないままに、赤井はひょこひょことさまようていたが、やがて耳の千切れるような寒さにたまりかねたのか、わずかの温みを求めて、足は自然に難波駅の地下鉄の構内に向いた。
織田作之助 昨日・今日・明日 青空文庫
九州日報社で編輯と外交の中ブラリンをつとめております時分に、新聞専門家の間に名編輯長として聞こえていた、同時に自由詩社の元老として有名な加藤|介春氏から、神経が千切れる程いじめ上げられた御蔭で、仕事に対する好き嫌いを全然云わない修業をさせられました。
夢野久作 スランプ 青空文庫
そうして胸を抉られた下士官の死骸を見つめている時には、自分の胸の処を、釦が千切れる程強く引っ掴んでいたようです。
夢野久作 死後の恋 青空文庫
新高さんと一緒になった最初の時のアノ張千切れるようなモノスゴイ希望はいったい何処へ行ってしまったのでしょう。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
そうして固く握り詰めた左手の拳を千切れるばかりにふりまわしながら、囈言のように切れ切れに――「口惜しい。
夢野久作 白髪小僧 青空文庫
そうして門を這入るや否や、玄関の横に置いてあった昨日の花馬車の中に、濃紅姫の死骸を外套に包んだまま放り込んで、それから廏へ行って名馬の「瞬」を引き出して、自身に馬車に結び付けると、いきなり鞭をふり上げて――「もとの世界へ帰れ」 と叫びながら、尻ペタを千切れる程殴り付けました。
夢野久作 白髪小僧 青空文庫
作例 · 標準
強風で看板が壁から千切れてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古くなった服のボタンが、ついに千切れてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大事な書類の端が、カバンの中でいつの間にか千切れていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
to be torn to pieces
作例 · 標準
激しい嵐で、木の葉がバラバラに千切れて舞い上がった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古い地図が長年の使用で、もう千切れそうになっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は怒りのあまり、持っていた紙をぐしゃぐしゃに千切れるほど握りしめた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
千切れる(ちぎれる) — 幻辞.com