幻辞.com

百足

むかで異読 ひゃくそく・ムカデ
名詞多音語
1
標準
centipede
文例 · 用例
百足山昔に変らず、田原藤太の名と共にいつまでも稚き耳に響きし事は忘れざるべし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
山寄りの道を行く方が山の岳神を探すに便利は多いようなものの、それ等の山は多く未開の山で、ちょっと人に訊いただけでも、山の主は、百足であるとか、猿であるとか、鷲であるとか、気の利いた山の神ではなかった。
岡本かの子 富士 青空文庫
と、足先からかう百足にでも這はれてゐるやうな戰慄が總身に傳はつて來て、頭の中がぐらぐらしてくるやうな、厭な氣持に襲はれたのだつた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
毛虫、芋虫、蛆、百足、続々として長蛇のごとし。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」とお丹の下知に、狼は衣を纏い、狐は啖い、狸は飲み、梟謡えば、烏は躍り、百足、蛇、畳を這い、鼬、※鼠廊下を走り、縦横|交馳、乱暴|狼藉、あわれ六六館の楼上は魑魅魍魎に横奪されて、荒唐|蕪涼を極めたり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
新らしい陶器を買っても、それを壊して継目を合せて、そこに金のとめ鎹が百足の足のように並んで光らねば、その陶器が自分の所有になった気がしないといったあの猶太人の蒐集家サムエルと同じものを新吉は自分に発見して怖しくなった。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
が、実は蛇ばかりか、蜥蜴でも百足でも、怯えそうな、据らない腰つきで、「大変だ、にょろにょろ居るかーい。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
その作り方は、土龍、井守、蝮蛇の血に、天鼠、百足、白檀、丁香、水銀郎の細末をまぜて……」 そんな陰謀があるとは、知らぬが仏の奈良の都へ、一足飛びに飛んだ佐助は、その夜は大仏殿の大毘盧遮那仏の掌の上で夜を明かした。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
作例 · 標準
家の庭で大きな百足を見つけて驚いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
百足は動きが速くて、少し気持ち悪い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
百足に刺されると、とても痛いらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash