心掛け
こころがけ
名詞
標準
文例 · 用例
今少し貨殖の道に心掛ければよかった。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
多くの人中に居ればどうにか紛れるので、日の中はなるたけ一人で居ない様に心掛けて居た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
殊に文筆の上で国民指導の位置にある学者と文士と新聞雑誌記者とが民族意識に深く目覚めて、国語の純化に努力し、外来語の排撃に奮闘し、社会の趣味を高きへ導くことを心掛けなければならない。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
この心掛けをもってわれわれが毎年毎日進みましたならば、われわれの生涯は決して五十年や六十年の生涯にはあらずして、実に水の辺りに植えたる樹のようなもので、だんだんと芽を萌き枝を生じてゆくものであると思います。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
それもまたいい心掛けだと思う。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
天真|爛漫を心掛けましょう。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
妹は、こんなばかですが、でも女の一ばん大事な心掛けは知っている筈なんだ。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
それゆえ君は、いまからわしの傍にいて、少しずつ政治を見習うように心掛けなければいけません。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫