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鹿の角

しかのつの
名詞
1
標準
antler
文例 · 用例
この前お父さんが持つてきて學校に寄贈した巨きな蟹の甲らだの馴鹿の角だの、今だつてみんな標本室にあるんだ。
宮沢賢治 銀河鐵道の夜 青空文庫
この時、小藪を分けてこの方に近づく者がある、僕はふとその方を向くと、すぐそこの小藪の上に枝のある大きな鹿の角が現われていた。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
その飾り窓には、野鴨の剥製やら、鹿の角やら、いたちの毛皮などあり、私は遠くから見ていたのであるが、はじめは何の店やら判断がつかなかった。
太宰治 女の決闘 青空文庫
野鴨の剥製やら、鹿の角やら、いたちの毛皮に飾られて、十数挺の猟銃が黒い銃身を鈍く光らせて、飾り窓の下に沈んで横になっていた。
太宰治 女の決闘 青空文庫
拾つて来たのは雄鹿の角の折、山深ければ千歳の松の根に生ふると聞く、伏苓と云ふものめいたが、何、別に……尋常の樹の枝、女の腕ぐらゐの細さで、一尺有余也。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
床の間の鹿の角の刀架に一本の刀が飾ってあった。
田中貢太郎 阿芳の怨霊 青空文庫
硝子戸の外は、木芙蓉の枯株ばかりが鹿の角のやうに殘つてゐる花壇で、薄い土を高く持ち上げた霜柱が、所々ざく/\と崩れてゐる。
森鴎外 半日 青空文庫
武帝はそれを知りながら、嫖騎将軍をかばわんがために、李敢は鹿の角に触れて死んだと発表させたのだ。
中島敦 李陵 青空文庫
作例 · 標準
剥製になった鹿の角が、壁に飾られていた。
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毎年春になると、鹿は古い角を落とし、新しい鹿の角が生えてくる。
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雄鹿たちは、鹿の角をぶつけ合って力比べをしていた。
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