職務執行
しょくむしっこう
名詞
標準
文例 · 用例
きさまたちは密造罪と職務執行妨害罪と殺人罪で一人残らず検挙されるからさう思へ。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
まして江戸の時代に於いて、たがいに功名をあらそう此の種の職業者に対して、絶対にその職務執行範囲を制限するなどは所詮できることではない。
— 雪達磨 『半七捕物帳』 青空文庫
おそらく、職務執行妨害とでもいうような罪名で、ともかくも、警察へ拉して行こうという肚らしいのです。
— 菊池寛 『若杉裁判長』 青空文庫
かくして僕等は、職務執行妨害という名の下に、警察に二晩、警視庁に一晩、東京監獄に五晩、とんだ木賃宿のお客となって、「どうも相済みません。
— 大杉栄 『獄中記』 青空文庫
そんな暇があるなら職務執行妨害罪というのを研究しておけよ」 田熊は咳払いと共に向うへスタスタ歩いていった。
— 海野十三 『人間灰』 青空文庫
辰造 ヘヘ、そいつはありがたいが、今俺は職務執行中につき酒はいただきやせん。
— 三好十郎 『樹氷』 青空文庫
喜助 職務執行中につきたあ、何だい?
— 三好十郎 『樹氷』 青空文庫
わが党が反対しておる法案は、警察官の職務執行法とかあるいは新安保条約とか、わが国の平和と民主主義に重大な影響を与えるものに対して、この大部分に対して私どもは反対しておるのであります。
— 浅沼稲次郎 『浅沼稲次郎の三つの代表的演説』 青空文庫