刃針
はばり
名詞
標準
lancet
文例 · 用例
最初、木槌で叩くと、刃針が血管の上を滑ってしまう。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
其の種に従つて或時は体の一部分に、或時は他に持つてゐる――針や、牙や、螫毛や、刃針の――特別な武器で、毒液を滲み込ます傷をつける。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
雀と雪陽は薄し、庭の雪、凍みこほり、こはばりぬ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
だが、こちらは堆く持って出された画帖や色紙や短冊をそうはばりばりとやる訳にはゆかない。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
その度毎にとたん張りの家根はばり/\と音がする。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
紋床はばりかんの歯を透して、フッと吹き、「おっとまず黙ってあとを聞くことさ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
血管の中の血が一時にかっと燃え立って、それが心臓に、そして心臓から頭に衝き進んで、頭蓋骨はばりばりと音を立てて破れそうだった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」 こんな事を言ひ合ひながら、負けぬ気になつて、味噌をつけてはばり/\毒草の葉を噛んだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
外科医が精密な手術に刃針を用いた。
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採血のために看護師が刃針を手に持っている。
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古い医療器具のコレクションの中に、錆びた刃針があった。
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