舞踏室
ぶとうしつ
名詞
標準
ball room
文例 · 用例
此弦月丸にも屡其催があつて私等も折々臨席したが、或夜の事、電燈の光眩ゆき舞踏室では今夜は珍らしく音樂會の催さるゝ由で、幾百人の歐米人は老も若きも其處に集つて、狂氣のやうに騷いで居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
こんどは、はなやかな舞踏室にいるのを見たのです。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
」 その晩、大きな舞踏室で、王女は影とダンスしました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
」――そして私は、抵抗のできないように彼を一緒にひきずりながら、舞踏室から隣の小さな控の間へと跳び込んだ。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
彼女の髪は、その舞踏室の装いからまだなかばも夜の休みのために解いてなく、あまたのダイヤモンドのちりばめられている間に、若いヒヤシンスのそれのような捲毛となって、典雅な頭の周りに房々となっていた。
— THE ASSIGNATION 『しめしあわせ』 青空文庫
(舞踏室又は客室の床上に刈り集めたるばかりの燈心草(藺)を敷きしは當時の上流の習はしなり。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
けれど余は猶も後に随って行ったが、秀子は愈々舞踏室へ歩み入った、果せる哉だ、第一に秀子の前へ遣って来たのはお浦だ。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
紳士階級は女の腰へ手を廻して舞踏室の床を辷りながら、タキシイドの膝にちょっぴり落ちた葉巻の灰を気にしている。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
作例 · 標準
古いお城の奥深くにあるかつての舞踏室は、今ではすっかり埃をかぶり、豪華なシャンデリアだけが当時の栄華を静かに伝えている。
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クルーズ船の中央に位置する巨大な舞踏室は、床には最高級の木材が敷き詰められ、壁一面が鏡張りになっていた。
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パーティーの準備のため、スタッフたちは広大な舞踏室のテーブルセッティングや花の装飾に朝から追われている。
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