苛虐
かぎゃく
形容動詞名詞
標準
cruel treatment
文例 · 用例
人間がその發育した理智によつて、自然の苛虐から自衞を講じ、次第に他の強敵を征服して、自らの文化と歴史とを作つたのは、極めて最近の事蹟であり、人類進化の悠遠な史上に於ては、殆んど言ふに足らない短日月の歴史にすぎない。
— 萩原朔太郎 『夢』 青空文庫
働く時にも怠ける時にも、僕らは絶えずその苛虐の鞭に打たれているのだ。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
然れども賽児の徒、初より大志ありしにはあらず、官吏の苛虐するところとなって而して後爆裂|迸発して※を揚げしのみ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
君は常に悔恨と焦躁と取越苦勞とに苛虐せられてゐる。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
いつまで小姑の地位を利用して人を苛虐めるんだという諷刺とも解釈された。
— 夏目漱石 『行人』 青空文庫
作例 · 標準
独裁政権下で行われた国民への苛虐な仕打ちは、決して許されるものではない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は幼少期に受けた苛虐な体験を、長い間誰にも打ち明けられずにいた。
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劣悪な環境での苛虐な労働は、多くの人々の心身を蝕んでいった。
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