古事記伝
こじきでん
名詞
標準
Commentary on the Kojiki (by Motoori Norinaga, 1798)
文例 · 用例
また本居宣長翁もやはり『古事記伝』の初めの総論に「仮字の事」という条に、明らかに音の区別であったといっているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
本居宣長翁は『古事記』について詳しい研究をせられ、その仮名についても詳しく調査せられたのでありまして、その結果が『古事記伝』の初めの総論の中に「仮字の事」という一箇条として載っております。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
なお、私が雑誌に書いた時には気が附かなかったのでありますが、その後、宣長翁の『古事記伝』を見ますと、巻十七「塩盈珠塩乾珠」の条に「乾」の活用のことがありまして、「ヒ、フ、フル」と活用する語であると書いてあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
『古事記伝』に拠れば、ノヅチは野の主の意らしい。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『古事記伝、大部なものですな。
— 與謝野寛 『執達吏』 青空文庫
このおしについては古事記伝にこれらのおしを大の意にといてある。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
このお・しについて、古事記伝には、大の意に解かれて居る。
— 折口信夫 『わかしとおゆと』 青空文庫
とあるのに、記の方には、大酢別皇子がのつて居らぬところから、古事記伝には、「按ふに、此は、忍之別と一ツ王なるが、二柱になれるなり。
— 折口信夫 『わかしとおゆと』 青空文庫
作例 · 標準
本居宣長は、三十五年もの歳月を費やして『古事記伝』を書き上げた。
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江戸時代の国学を理解する上で、『古事記伝』の研究は避けて通れない。
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「この図書館には、貴重な『古事記伝』の写本が保管されているらしい。」
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ウィキペディア
『古事記伝』(こじきでん、ふることふみのつたえ)は、『古事記』全編にわたる全44巻の註釈書である。江戸時代の国学者・本居宣長によって書かれた。『記伝』と略される。題字は宣長を召抱えた紀州藩10代藩主徳川治寶から下賜されたものである。
出典: 古事記伝 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0