詰め所
つめしょ
名詞
標準
station
文例 · 用例
保線課の詰め所に出入りする靴屋から、一カ月一円五十銭払いの月賦で買った革の長靴は、彼の予期通り、村の人々をも父親をも驚かした。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
ところどころに、人足の茶飲み所兼監督の詰め所の交番ようのものが「置い」てあった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
五月雨がその日も朝から降っていた夕方、殿上役人の詰め所もあまり人影がなく、源氏の桐壺も平生より静かな気のする時に、灯を近くともしていろいろな書物を見ていると、その本を取り出した置き棚にあった、それぞれ違った色の紙に書かれた手紙の殻の内容を頭中将は見たがった。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
昼近くになって殿上の詰め所へ二人とも行った。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
家職の詰め所を見ると、親しい侍臣は源氏について行くはずで、その用意と、家族たちとの別れを惜しむために各自が家のほうへ行っていてだれもいない。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
西の対から渡殿へかけてをその居所に取って、事務の扱い所、家司の詰め所なども備わった、源氏の夫人の一人としての体面を損じないような住居にしてあった。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
」「厳秘第一、こっそりお組頭に耳打ちしてな、足軽詰め所へ参らば水くぐりの達人がおるに相違ない。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
ここはいわずと知れた大奥警備の番士たちの詰め所です。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
消防士たちは、出動要請に備えて詰め所で待機している。
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工事現場の詰め所で、作業員たちが温かいお茶を飲みながら休憩している。
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祭りの当番だったので、一日中町内会の詰め所にいた。
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