反乱罪
はんらんざい
名詞
標準
文例 · 用例
常人側の被告を受け持たされた司法省側は、被告に内乱罪を適用する必要を認めず、単に殺人・殺人未遂・爆発物取締罰則違反・という罪名を付けようとするのであるが、陸海軍側は軍人被告に対して反乱罪を以て臨もうとする。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
減刑運動の効果 一、反乱罪の効果 例の五・一五事件の軍部被告と民間被告とで、罪名を別にするしないという件で、軍部乃至軍検察当局と司法当局との対立が問題になったことを、私はかつて述べた。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
民間では人を殺した者は殺人罪にするに反して、軍部では殺人罪ではなくて反乱罪で処断するのは変ではないかというのであった。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
二十五歳を頭に二十三歳迄の十一名の元士官候補生が、例の恐るべき反乱罪の名の下に求刑される十九日が来た。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
反乱罪の条項でも、「首魁」でないことは云うまでもなく、「謀議に参与したる者」でもなければ「群集を指揮したる者」でもない彼等は、単に「その他諸般の職務に従事したる者」に外ならないというのである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
)者の先例もあるから、仮出獄も容易かも知れない、反乱罪というものの規定をよくも知らずにスッカリ心配していた吾々は、全く無駄な心配をしたものである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
」 殺人でも傷害でも何でもかでも、反乱罪にさえぞくしていれば殺人事件、傷害事件等そのものとしては罰せられないわけである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
之によると事実上反乱罪は殺人罪ほど恐ろしい罪ではないようである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
ウィキペディア
反乱罪 は、日本の陸軍刑法第二編第一章叛乱ノ罪ならびに海軍刑法第二編第一章叛乱ノ罪に規定されていた罪である。
出典: 反乱罪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0