関係者
かんけいしゃ
名詞
標準
person concerned
文例 · 用例
(昭和十六年二月校訂の時しるす)本書は昭和十二年五月内務省主催第二回神職講習会における講義を速記したものであって、昨年三月|神祇院で印刷に附して関係者に頒布せられたが、今回|書肆の請により同院の許しを得て新たに刊行したものである。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それで私が今こんな事を書かなければ、私のこの過失は関係者の外には伝わらないで済むかもしれない。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
しかるに普通の社会記事となって現われた、たとえば人殺しやけんかの表現が、ひとたび関係者の心理に触れる段になると、それらはもう決してわれわれ人間の心理でなくて全く違った「存在」の心理になってしまっている。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
会ふ人も会ふ人も、男から見ればみんな自己本位からの利害の関係者である。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
傍聴席は人の山を成して、被告および関係者水島友は弁護士、押丁らとともに差し控えて、判官の着席を待てり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
文楽は小屋が焼け人形衣裳が焼け、松竹会長の白井さんの邸宅や紋下の古靱太夫の邸宅にあった文献一切も失われてしまったので、もう文楽は亡びてしまうものと危まれていたが、白井さんや古靱太夫はじめ文楽関係者は罹炎に屈せず、直ちにこの国宝芸術の復活に乗りだしたのである。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
お能の関係者がよく泊る――といえば、うなずかれるのだが、いかにも鼓の音でも聴えて来そうな旅館である。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
S署の玄関の石段を、固い姿勢で豹吉は登って行った――と、作者は書いたが、たしかに警察署の玄関へはいって行くことは、署員か御用商人か、新聞記者か、それとも警察の関係者以外にとっては、何か薄気味悪いものである。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
作例 · 標準
新しいプロジェクトの立ち上げにあたり、関係者全員を集めて最初の顔合わせを行った。
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事件の真相を究明するため、警察は多数の関係者から事情聴取をしている。
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商品の展示会には、製造元の担当者や販売店の関係者、メディア関係者など多くの人が訪れた。
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