アウタルキー
アウタルキー
名詞
標準
autarchy
文例 · 用例
文化のこのアウタルキーは、カント的道徳観に於けるアウトノミー(自律)と勿論無関係ではない。
— 戸坂潤 『クリティシズムと認識論との関係』 青空文庫
これはソクラテスと小ソクラテス派の忠実な伝統を追うものであって、道徳は個人の生活術を意味することとなり、ここに云わば倫理学のアウタルキーが確立されたのである。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
道徳に固有なものと云っても、夫が何か道徳という一定の封鎖された埒内だけで独自に孤立的に片づくものだと考えるならば、そういう封鎖国家のような倫理的アウタルキーが、例の倫理学でいう「道徳」の世界だったのだ。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
六十三 さあ、今までの不良が、多少とも改心をして、これから面が少し広くなり出すと、感心に道具屋を始めてアウタルキーを志したのはいいが、士族の道具屋が、いつまで続くものかなあ――と神尾が甘酸っぱい面をしながら読んで行く。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
これはアウタルキーの例句です。