排中律
はいちゅうりつ
名詞
標準
law of excluded middle
文例 · 用例
それは数学の排中律に似た解決困難な問題だった。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
そして、この二つの中間の真理というものはあり得ないという数学上の排中律の苦しみは、栖方にとっては、父と母と子との間の問題に変っていた。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
しかし、勤皇と左翼のことは別にしても、人の頭をつらぬく排中律の含んだこの確率だけは、ただ単に栖方一人にとっての問題でもない。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
そして、戦争が敗北に終わろうと、勝利になろうと、同様に続いて変らぬ排中律の生みつづけていく難問たることに変りはない。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
「君、排中律をどう思いますかね、僕の仕事で、いまこれが一番問題なんだが。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
排中律のまっただ中に泛んだ、ただ一つの直感の真実は、こうしていま梶に見事な実例を示してくれていて、「さア、どうだ、どうだ。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
ここにも排中律の詰めよって来る悩ましさがうすうすともみ起って心を刺して来るのだった。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
それにも拘らず、冷笑するがごとく世界はますます二つに分れて押しあう排中律のさ中にあって漂いゆくばかりである。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
作例 · 標準
数学の証明において、排中律はしばしば用いられる。
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その哲学者は、排中律の妥当性について疑問を呈した。
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排中律とは、「Pであるか、Pでないか」のいずれかであるという原則だ。
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