生のままで
きのままで
表現
標準
straight (e.g. whiskey)
文例 · 用例
しかしこの情熱を生のままでは、たとえこのまま二人は結ばれたにしろ、のちのあくどさが思い遺られる。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「生のままですとも。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 お杉は依然笑って答えず、腰にぶら下げた皮袋から山毛欅の実を把出して、生のままで悠々と咬り初めた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
だが東海の海近い姑蘇から出発して揚子江を渡り、淮河の胴に取りついてその岸を遡り、周の洛邑へ運ぶ数十日間その珍魚を生のままで保つことは、殆ど至難な事だった。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
この魚はなま煎えを食ってさえも死ぬというのに、生のままでしばしば食っても遂に害がなかったのは、やはり一種の天命というのであろうか。
— 録異記 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この褐色カプシン猴は猴類でもっとも睿智のものと言うべく、野生のままでは大いにその睿智と模倣力を揮うべき事物に接せず、したがってやや低能なるも、人間に棲み、器具に近づくに及んですこぶるこれを揮うと見ゆ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
春の朝、生れたばかりのこの雑草が、露に濡れているのを見ていると、どの葉も、どの若芽もが、皆|生のままで食べられそうに思われるものだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
一方には、小説は学問や教養で書くのではない、という、創作における教養の役割を否定的に見た人々があり、その大づかみな分けかたの中には自然主義から発足した作家たちも、白樺のように人間性にじかに立って自分の声を生のままで育てようと努めていた人々も入ったと云える。
— 宮本百合子 『作家と教養の諸相』 青空文庫
作例 · 標準
「マスター、今夜はウイスキーを生のままで頼むよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この寿司は、魚の鮮度がいいから生のままで食べるのが一番だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はカフェオレに砂糖もミルクも入れず、コーヒーを生のままで飲んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の言葉はいつも飾らず、生のままで心に響く。
幻辭AI · gemini-2.5-flash