純正科学
じゅんせいかがく
名詞
標準
pure science
文例 · 用例
また高等なる専門教育にても、基礎となるべき純正科学を飛び越して、ただちにその応用を授けんとするのは、あたかも土台と下座敷とを略して、二階だけを建築しようとするごとくで、とうてい不可能である。
— 丘浅次郎 『教育と迷信』 青空文庫
しかしいったん大発見のできた以上はただちにこれが種々の方面に応用せられるは言うまでもないから、純正科学の発達はすなわち応用科学の発達の先駆であって、純正科学の奨励は、やがてその応用方面の奨励となるのである。
— 丘浅次郎 『教育と迷信』 青空文庫
たとえば、表面上技術から独立しているように見える純正科学や純正哲学というものがあっても、必ずしも世間の人々の嘲笑を買わないかも知れないが、もし仮に臨床から独立し治療や衛生対策から離れた純正医学というようなものがあったとしたら、夫は今の世間から必ず軽蔑されるに決っている。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
アルフレッド・ラッセル・オレース、ウィリアム・ジェームス、ウィリアム・クルックスの様な純正科学者をさえ冥界の信者たらしめた力が何であったかを考えて見なければならない。
— 江戸川乱歩 『悪霊』 青空文庫
作例 · 標準
純正科学は、直ちに役立つ技術よりも、自然界の法則を解明することを目的とする。
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予算削減の影響で、純正科学の研究費が削られている現状を危惧している。
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彼は純正科学の研究に一生を捧げるつもりで、博士課程に進学した。
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