幻辞.com

少弐

しょうに
名詞
1
標準
文例 · 用例
そのうちに、乳母の良人が九州の少弐に任ぜられたので、一家は九州へ下った。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
少弐一家は姫君をかしずき立てることだけを幸福に思って任地で暮らしていた。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
少弐は任期が満ちた時に出京しようと思ったが、出京して失職しているより、地方にこのままいるほうが生活の楽な点があって、思いきって上京することもようしなかった。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
故人の少弐の家に美しい娘のいる噂を聞いて、好色な地方人などが幾人も結婚を申し込んだり、手紙を送って来たりする。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
少弐の孫は片輪だそうだ、惜しいものだ、かわいそうに」 と人が言うのを聞くと、乳母はまた済まない気がして、「どんなにしても京へおつれしてお父様の殿様にお知らせしよう、まだごくお小さい時にも非常におかわいがりになっていたのだから、今になっても決してそまつにはあそばすまい」 と乳母は興奮する。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
この少弐一家のいる所は肥前の国なのである。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
その辺での豪族などは、少弐の孫の噂を聞いて、今でも絶えず結婚を申し込んでくる、うるさいほどに。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
少弐家の姫君のことを大夫の監は聞きつけて、「どんな不具なところがあっても、自分はその点を我慢することにして妻にしたい」 と懇切に求婚をしてきた。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

少弐(しょうに) 大宰府の職のひとつ。 - 大宰府を参照。 日本の氏族のひとつ。 - 少弐氏を参照。

出典: 少弐 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0