置いてけぼり
おいてけぼり
名詞
標準
leaving someone behind
文例 · 用例
今度はわたくしを連れて来たのを忘れたと見え、わたくしは置いてけぼりです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
又は乞食に拾われた捨子の成り上り、置いてけぼりを喰った私生児、迷児の拾い落しなぞもあろう。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
この前、石本君とも話したが、鈴木は可哀相に置いてけぼりばかり食ってる。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
一年前の安吉のように、子供を置いてけぼりになど絶対にしないのである。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
私はもう年をとってしまいまして、モダンな現代から置いてけぼりを食ってしまったのやと思います。
— 上村松園 『帝展の美人画』 青空文庫
そして乗つてしまつたら、あとは置いてけぼりにされるんですか。
— 宮原晃一郎 『夢の国』 青空文庫
つまり私を置いてけぼりにして、何処かへ立ち去って了ったのです。
— 国枝史郎 『さまよう町のさまよう家のさまよう人々』 青空文庫
彼等は主膳に酒を飲ませておいて――ではない、主膳が昨晩から酒浸りになって、今は熟睡しているのをよいことにして、体のいい置いてけぼりを食わせて、みんな出払ってしまいました。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句