暹
せん
名詞頻度ランク #10090 · 青空 45 例
標準
Siam (former name of Thailand)
文例 · 用例
其頃君は暹羅漫遊中と承つたが、皈國中、或人の媒介で、同郷の松島海軍大佐の妹を妻に娶つて來たのです。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
丁度ボルネオの沿岸を航行していた船の若い店員に手紙と電報で事情の経緯を簡単に述べ、あらためて、私が仲に立つ旨を云い遣ると、店員からは案外喜んだ承諾の返事が来て、但、いま船は暹羅の塩魚を蘭領印度に運ぶために船をチャーターされているから、船も帰せないし、自分も脱けられない。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そればかりでなく、この地の活動写真館のアトラクションで見た暹羅のあのすばらしく捌きのいい踊りを眺めていた時の彼女に、私はその踊りを習わせて、名踊子にしたい慾望さえむらむらと起ったほど、それにも相応しいものがあった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
場合によってはと考えて、初から娘の旅券には暹羅、安南、ボルネオ、スマトラ、爪哇への旅行許可証をも得させてあったのが、幸だった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
張玉の肉薄して登るに及び、城|遂に抜かれ、凱と程暹、兪※、趙滸等皆|獲らる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
高麗、唐土、暹羅国、カンボジャ、スマトラ、安南、天竺、世界ははて無く広がって居りまする。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
天宝の末年に独孤暹という者があって、その舅は范県の県令となっていた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
このたびの使は通政大夫呂祐吉、通訓大夫慶暹、同|丁好寛の三人である。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
作例 · 標準
かつて暹(せん)と呼ばれたタイは、今や東南アジアの主要国の一つだ。
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この古文書には、暹(せん)王国との交易に関する記録が残されていた。
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彼は、かつての暹(せん)の文化に強い関心を持っている。
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