摩る
さする
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to rub
文例 · 用例
ようようマッチの箱を見出し、マッチを一本取りて摩る。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
その明りが消えると、また気になるので、またマッチを摩る。
— リルケ Rainer Maria Rilke 『白』 青空文庫
何か言い出しそうにしては口のあたりを手の甲で摩るのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
かかるとき、おぼめき摩る Violon のなやみの絃の手触のにほひの重さ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
※オロンの三の絃摩るこころか、ていほろと梭の音たつるゆめにか、寝ねもあへぬ鶯のうたのそそりのかつ遠み、かつ近み、静こころなし。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
ふと、ひらく汀の瞳くろぐろと、冷やにならびうかがへる妖女のつらね肋骨の相摩るごとき笑して灰色の髪音もなくさばくと見れば、そこここに首もたげゆく蛇のむれ、ああまたもとの幽鬱に主消えしづむ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
車のゆきかふこと隙間なく見ゆるに、その餘せる地にはうれしげなる面持したる人肩|摩るほどに集へり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
床を掻くが如く摩るが如き響を聞きたり。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
作例 · 標準
肩が凝ったので、自分で首筋をさすって和らげた。
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子供が泣いていると、母親は優しく背中をさすって慰めた。
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怪我をした足を心配そうにさすりながら、彼は痛みに耐えていた。
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