理想派
りそうは
名詞
標準
文例 · 用例
したがつて君の藝術觀は、始めから理想派に反對して現實派に向つてゐる。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
だからこの點では、君の藝術は君自身に對する理想派の表現である。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
格別俺は人生がどうのかうのと云ふのではない、理想派でも虚無派でもあるわけではない。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
写実派自然派に対して理想派や浪曼的の作品を見る時はよほど趣を異にする点が多い。
— 寺田寅彦 『文学の中の科学的要素』 青空文庫
まず写実派、自然派、のようなものは前者に属し、浪漫派、理想派などと云うものは後者に属するのではなかろうかと思います。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
彼は抽象的理想派の審美學を排して、結象的理想派の審美學を興さむとす。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
其一を叙情派又理想派といひ、其二を世相派又造化派といふ。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
ハルトマンは理想派、實際派の別を認めず。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫