七つの海
ななつのうみ
名詞
標準
the seven seas
文例 · 用例
彼は、燃えるソ連船ゼムリヤ号の焔の中に飛びこむ代りに、七つの海の中からその前日までのゼムリヤ号の消息を拾いあげようと努力している」「あのゼムリヤ号はソ連船かい」「そうだ」「なるほど、僕はそういう大切なことを調べないでいたわけだ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
それにもかかわらず、七つの海を荒れまわる胆力には驚嘆のほかないのである。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
かくて余は、七つの海を永遠に彷徨わねばならぬ身になった。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
そして、それ以来地上から姿を消して、とうてい理法では信ぜられぬ生存を続けているのだが、ときおり海上に姿を現わして、いまなお七つの海を漂浪っているのだ。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
いつまでもテオバルトのことを、『さまよえる和蘭人』のように考えていて、シュテッヘという悪魔を冒涜したために、七つの海を漂浪わねばならなくなったと信じているのです。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
七つの海を股にかけたお勢ともあろうものが、この期に及んで、なんという態だ」 その翌夜は、また誰かの血が、キラキラする陽炎のようなものを、立てるであろうと思うと、さすがの左枝でさえも、落着かず自制を失ったように見えた。
— 小栗虫太郎 『地虫』 青空文庫
一万噸の重油があったら、世界の七つの海を、片っぱしから征服することは何でもない。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
船長のディールさんは七つの海に五十年かじを握ってきた。
— 永井隆 『ロザリオの鎖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は七つの海を股にかける、勇敢な船乗りだった。
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いつか世界中を旅して、七つの海をこの目で見てみたい。
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「七つの海を越えて、君に会いに行くよ!」と、彼はロマンチックに告げた。
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ウィキペディア
七つの海 とは、「(既知の)全世界の海」を表す言葉である。
出典: 七つの海 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0