眼光紙背
がんこうしはい
名詞
標準
reading between the lines
文例 · 用例
何せ、眼光紙背に徹する読者ばかりを相手にしているのだから、うっかりできない。
— 太宰治 『一歩前進二歩退却』 青空文庫
古人も、読書について『眼光紙背に徹す』といふ言葉をつかつてゐるが、実際、さういふところがなければいけない。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
『眼光紙背に徹す』といふことは、つまりさういふことで、書いてあることばかり見るのではなくつて、書いてないことをも見なければならないと言ふことを言つてゐるのである。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
しかし、この眼光紙背に徹するといふ読方も、矢張観察力ばかりでは駄目である。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
そういう点を考えずに、上っ面だけの事件を見て、抗議を呈する者があったら、眼光紙背に徹せぬものとして、私などは夫れを受け取らない。
— 国枝史郎 『大衆物寸観』 青空文庫
眼光紙背に徹すとか、心眼とか。
— 宮本百合子 『作家の経験』 青空文庫
眼光紙背に徹せなくてはならない。
— マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 『田舎』 青空文庫
所謂眼光紙背に透る者、書を読む、斯の如くにして始めて書を活かすべし。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
作例 · 標準
彼の読解力は素晴らしく、常に眼光紙背に達していた。
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表面的な言葉だけでなく、眼光紙背の意図を汲み取るのが重要だ。
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批評家は、作品の眼光紙背にあるメッセージを読み解いた。
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