獅子座
ししざ
名詞
標準
文例 · 用例
その中の一句――|聖パトリック云いけらく獅子座彼処にあり、二つの大熊、牡牛、そうして巨蟹が――とその巨蟹(Cancer)という個所に来ると、朗読者は突然、それを運河(Canalar)と発音してしまったと云うのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
空には、獅子座が頭をさげて西の空へ下りかけ、やがて東からのぼる東亜の太陽の前駆、白鳥、ケフェウス、カシオペアが薄明のなかをのぼってくる。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
その折々の空に従つて私は色紙製の星形を箱からとり出して、これを天空にピンで止めて、サソリ座も獅子座も鯨座も難なく現出させてゐた。
— 牧野信一 『ラガド大学参観記』 青空文庫
一五四〇年には初めに牡羊座で日食が起り、次に天秤座で土星と火星の会合、次には獅子座で太陽と木星の会合があったが、この年の夏は珍しいほど暑気の劇烈な夏であった。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
また一五六三年に、土星と木星とが獅子座において、しかも蟹座のおぼろな諸星のすぐ近くで会合した、そのときにどんな影響があったかを忘れる人はあるまい。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
ロマン・ロランの脚本で二十五年間持ちこしたのがあるそうです、「獅子座の流星群」その他。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
それは獅子座の流星群である。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
)『焔の獅子座火に宣らす如來の金口われ聞く』と、走りすがひて叫ぶ人。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫