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展相

てんそう
名詞
1
標準
文例 · 用例
シェリングに於ては、世界の各々の過程は觀念的なものと實在的なものとの二つの極性から形作られ、段階から段階或は展相から展相を追うて遂には絶對者に於ける兩者の同一性の完全な知的直觀に終る。
三木清 歴史哲學 青空文庫
各々の展相或は段階に於て觀念的なものと實在的なものとの一の個性的な生命統一、もしくは世界を大規模に於て表現する全有機體の小規模に於ける模寫であるところの一の有機的な生命全體が形作られる。
三木清 歴史哲學 青空文庫
展相から展相へ、有機體から有機體への高揚力はその際、運動の論理的性質のうちにでなく、却て自己把捉の無意識的な状態から絶えず明瞭な、意識的な状態へ向ふ同一性の努力のうちに、それ故に有機的宇宙の一の合目的的な根本衝動のうちに横たはつてゐる。
三木清 歴史哲學 青空文庫