色文
いろぶみ
名詞
標準
love-letter
文例 · 用例
半次中を調べると、 三四郎さままいる、とした色文が十五六通。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
半次呆れて、T「なーんでえ女郎の色文だ」 で一同もげっそりした。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
さはれ紅葉は徳川時代の所謂好色文士とは品|異れり、一篇の想膸、好色を画くよりも寧ろ粋と侠とを狭き意味の理想に凝らし出でたりと見るは非か。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
色文にしたっても、日がたちゃ油がぬけるんだ。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
いかに伝六が無学文盲だっても、このぐれえの色文なら勘だけでもわかるんだ。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
要するに普通の色文だと、こちらがのぼせているから、初めから無暗にセンチメンタルな事ばかり書く。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
方々から戀歌や色文が雨のやうに來るでせう。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
ことに何んでも白色文明ばかり憧れているこの頃の日本人や中国人には、なかなか難解な思想だと思いますよ。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
作例 · 標準
書斎の引き出しの奥から、学生時代に受け取った一枚の色文を見つけた。
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彼は意中の人へ、想いを込めて何度も色文を書き直していた。
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時代劇で、密かに渡された色文に顔を赤らめる姫の姿が描かれていた。
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