支那学
しながく
名詞
標準
sinology
文例 · 用例
また間の抜けて淫らなる支那学生のさへづりは氷室の看板かけるペンキのはこび眺むるごとく、印刷の音の中、色赤き草花|凋え、ほどちかき外科病院の裏手の路次の門弾はげにいかがはしき病の臭気こもりたり。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
山岡俊明等このインド以北の支那学説とインド本土の経説の混淆地で作られた大乗諸経に見ゆるからとて、支那の十二支はインドから伝うなどいうも、インドに本五行の十二支のという事も、鼠を北方の獣とする事も、毘沙門の使とする事もない(『人類学雑誌』三四巻八号、拙文「四神と十二獣について」参看)。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
日本の昔ながらの支那通、あるいは支那学者といわれた人々は支那の古典の世界にとじこもっていたし、一方きわめて近代化した中国と接触をもっている部分は文化人というよりは政治、実業その他関係の技術家が多く、その接触の調子は特殊なものであった。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
倉石君は現在京大の支那学の教授であるが、先だって同君からその著書『支那語教育の理論と実際』という本をもらって、ふとこの読書会のことを思い出した。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
哲学の西田幾多郎、哲学史の朝永三十郎、美学の深田康算、西洋史の坂口昴、支那学の内藤湖南、日本史の内田銀蔵、等々、全国から集まった錚々たる学者たちがその活動の最盛期にあった。
— 三木清 『わが青春』 青空文庫
この袖浦館という下宿は、支那学生なんぞを目当にして建てたものらしい。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
然るにここに支那学の古流に従って、女子のために特に定めたる教義あり。
— 福沢諭吉 『日本男子論』 青空文庫
支那学生の一団が、常に甲板の一隅で議論を戦はしてゐる。
— 岸田國士 『世界覗眼鏡』 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学で支那学を専攻し、古代中国の思想を研究している。
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支那学の文献を読み解くには、深い漢学の知識が不可欠だ。
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欧米の大学でも支那学の講座が開設されており、国際的な研究が進んでいる。
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