観音堂
かんのんどう
名詞
標準
temple dedicated to Kannon
文例 · 用例
それに誘われて、二人もおのずと早足に仁王門をくぐると、観音堂前の大きい銀杏の木に一人の男が縛りつけられていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
ついでと云っちゃあ済まねえが、ここまで来たからお詣りをして行こうよ」 大勢の挨拶をうしろに聞きながら、半七は観音堂の段をのぼって行った。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
其処で、野寺の観音堂の拝殿へ上り、其方盲人にて角觝は成るまじ、腕おしか頭はりくらか此の二つの中にせむ。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
この祠の附近よりは川を隔てながら、特に近※と浅草なる観音堂ならびに五重塔凌雲閣等を眺め得べし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
彼は観音堂の境内にはひつた。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
×重荷おもくて唄うたふ 山頭火 味取観音堂に於て松はみな枝垂れて南無観世音 耕畝久しぶりに掃く垣根の花が咲いてゐる 同ねむりふかい村を見おろし尿する 同(「三八九」第壱集 昭和六年二月二日発行)
— 種田山頭火 『寝床〔扉の言葉〕』 青空文庫
夕立がやつてきた、折よく観音堂で昼寝。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
小でッぷりした四十がらみの男で、山上の観音堂の前には、寄進の燈籠もあり、信心家であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
境内の石段を登り切った先にある観音堂には、村の人々が交代で守り続けてきた秘仏が安置されている。
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「明日の待ち合わせ、西の角にある観音堂の裏手にある大きな銀杏の木の下でいいかな?」
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観音堂の裏手には古い湧き水があり、今でも近所の農家の人たちが打ち水や掃除に大切に使っている。
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「ここの観音堂でいただける御朱印、季節ごとに添えられる花のスタンプが変わるから集めるのが楽しみなんだ。」
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