自専
じせん
名詞
標準
文例 · 用例
彼らは高等学校から大学へ来て各自専門の科学の部門の豊富な課程に食傷するほどの教育を受けるのであるが、いまだかつてどこでも科学とかなんとかいう事についての考察の端緒をも授けられないのである。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
吾々の全身の各器官を形成する三十兆の細胞の一団は、こうしてメイメイに各自専門の仕事を分担しつつ、脳髄の反射交感機能を使って、一斉に、直接に物を見て、聞いて、嗅いで、味わっているのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
(六月二十七日) 各自専門の学芸技術に熱心なる人は少くもあらねど不折君の画におけるほど熱心なるは少かるべし。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
北里分者号十座、南里方者号五ヶ所、各当跡自専之一領也。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫