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綫香

綫香
名詞
1
標準
文例 · 用例
墓にまいる人に樒や綫香を売り、また足を休めさせて茶をも飲ませる家で、三十ばかりの怜悧そうなお上さんがいた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
そこへ勝四郎は出向いて来て、勝三郎の木位を拝し、綫香を手向けた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
七年忌には金百円、幕|一帳男女名取中、葡萄鼠縮緬幕女名取中、大額|並黒絽夢想袷羽織勝久門弟中、十三年忌が三世の七年忌を繰り上げて併せ修せられたときには、木魚一対墓前|花立並綫香立男女名取中、十七年忌には蓮華形皿十三枚男女名取中の寄附があった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
どうぞ綫香と華とを上げておくれ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
しかしそれは花火|綫香が熾んに燃えるようなものである。
森鴎外 青年 青空文庫