芸風
げいふう
名詞頻度ランク #43318 · 青空 128 例
標準
performing style
文例 · 用例
いつか新聞の演芸風聞録に、ある「頭の悪い」というので通っている名優の頭の悪い証拠として次のようなことを書いてあった。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
演芸風聞録の頭のいい記者はたぶんこの意味で書いたに相違ないのであるが、これにこれだけの注釈をつけることも出来るのである。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
同時に自己をドン底まで能として肯定すべく、自己芸風のすべてを破壊すべく努力している能楽界の闘士と言える。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
実さんは嘗て、いろいろな人の芸風を評した後にコンナ事を言った事がある。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
続きものの小説が肝心のところで中絶したために不平であった人もあろうし、毎朝の仕事のようにしてよんでいた演芸風聞録が読めないのでなんだか顔でも洗いそこなったような気持ちのする閑人もあったろう。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
更に有力の原因は、その芸風が明治末期の大劇場向きでないということに帰着するらしい。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
要するに、彼はあまりに江戸歌舞伎式の芸風であるために、明治の初年はともあれ、明治末期または大正昭和の大劇場には不向きの俳優となって仕舞ったらしい。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
お神は裏木戸の瀬川に余分の祝儀をはずみ、棧敷の好いところを都合させて、好い心持そうに反り返っているのだったが、銀子もここへ来てから、ようやく新聞や画報で見ていた歌舞伎役者の顔や芸風を覚え、お馴染の水天宮館で見つけた活動の洋画から、ついに日本の古典趣味の匂いを嗅ぐのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
彼の独特の芸風は、多くのファンを魅了している。
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師匠とは異なる芸風を確立するのは難しい。
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彼女の芸風は、とても繊細で美しい。
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