来是
らいぜ
名詞
標準
文例 · 用例
)北馬南船送老涯、今年又背墨堤花、死山斃海何須厭、天地元来是我家。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
然れども、其元来是何物なるものなることを知らず。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
元來是等土偶は身体全部悉皆比例正しく出來居るものには非ざれど數個の土偶に於ては兩眼に當る部分殊に不恰好に大きく作られたり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
實際文太郎はそれ以來是非一枚あの牛肉屋で見たやうな油繪の額が欲しいと思つて居たのだが嘗て柱掛の鏡を買つて盛春館の女將に注意されてから殆ど斷念して居たのを昨夜ふと又出來心で所謂この油繪の額を買ふ事にしたのであつた。
— ――文太郎の死―― 『續俳諧師』 青空文庫