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養料

ようりょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
それを昔は「非營養料理」と罵つて、芥川君に「野蠻だなあ」と呆れられた。
萩原朔太郎 悲しき決鬪 青空文庫
僕が室生君と喧嘩したのは、自笑軒の料理を「非營養料理」と罵つて芥川君を呆れさせた頃の事だ。
萩原朔太郎 悲しき決鬪 青空文庫
石灰や加里や植物養料がずうっと少いのです。
宮沢賢治 台川 青空文庫
菩提寺は小石川の指ヶ谷町にあるので、型のごとくに参詣を済ませ、寺にも幾らかの供養料を納め、あわせて自分が亡きあとの回向をも頼んで帰った。
岡本綺堂 夢のお七 青空文庫
六十いくつかまで、隠れた女の生涯を保つて、今はもうひとりの身寄りとてもなく、町役場から扶養料を享けて暮してゐる年寄に、彼等は母親で充たされぬものを感ずるやうに、繁々往来しては時には年寄の三味線などを聴いて陽気になることがあつた。
牧野信一 裸虫抄 青空文庫
市木さんの亡妻と弘子さんとのための永代供養料としての二万円を、確かに受け取ったこと、それから次で、弘子さんの遺骨も到着したから懇ろに弔ったことなど、毛筆で荘重に誌されていた。
豊島与志雄 絶縁体 青空文庫
本人とその死体とは別物だという説、遺骨を小包郵便などで送りつける仕方、永代供養料としての多額な金の寄進、それらのことの間にどういう脈絡があるのか、市木さんの真意が掴めなかった。
豊島与志雄 絶縁体 青空文庫
「永代供養料の金額が、ちと多すぎるとでも、思われたのではありますまいか。
豊島与志雄 絶縁体 青空文庫