八文字
はちもんじ
名詞
標準
(in) the shape of the character hachi (eight)
文例 · 用例
根岸派では、饗庭篁村が先達で、八文字舎風の軽妙洒脱な紀行文を書き『東京朝日』の続きものとして明日を楽しませた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
八文字に至っては其極端である。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
最初の晩、ごはんのお給仕に出た女中は二十七八歳の、足を外八文字にひらいて歩く、横に広いからだのひとでした。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
その夜、お膳を下げに来たのも、蒲団を伸べに来たのも、あの外八文字ではありませんでした。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
あの外八文字が、みんなに吹聴したのに違いありません。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
その夜は私も痛憤して、なかなか眠られぬくらいでしたが、でも、翌る朝になったら恥ずかしさも薄らいで、部屋を掃除しに来た外八文字に、ゆうべは失敬、と笑いながら軽く言う事が出来ました。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
外八文字は、私がお詫びを言ったら、不機嫌そうに眉をひそめてちょっと首肯きました。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
外八文字は、案外、君に気があるのかも知れぬ。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
作例 · 標準
昔の人は、八文字に開いた足取りで歩くことが多かったという。
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彼の書いた字は、まるで八文字のように左右対称で美しい。
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彼女は緊張すると、足が八文字に開いてしまう癖がある。
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