水飼い
みずかい
名詞
標準
文例 · 用例
麓の村で馬に水飼い、さあこれからいよいよ栗生峠である。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
若いユダヤ女が、裾飾りのついた褐色の着物を着て、水飼いをしに馬を庭先に引いて来た。
— БАБЫ 『女房ども』 青空文庫
――「ソフィヤ、あのユダヤ女から水飼い料に一銭取って置け。
— БАБЫ 『女房ども』 青空文庫
そして昇り段に腰を下ろして、泊りと燕麦と水飼い賃は幾らになるかと勘定しだす。
— БАБЫ 『女房ども』 青空文庫
できるだけ軽装がよく、腰兵糧なども、多分には持つな」 馬にも水飼い、槍鉄砲の調べなどもすます間に、勝入の注意は、細かに行きわたった。
— 第十分冊 『新書太閤記』 青空文庫
渓流へ下りて、馬に水飼い、また一つの嶺をめぐって、南方の平野をのぞきかけた。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
そして馬に水飼い、兵にも腰兵糧の用意をさせなどしたら、すぐにもここは立ち申す」 と、門前に床几をおかせ、身を休めるにとどめていた。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
万端の用意がととのって、馬車の前部は然るべく修繕され、車の輪には新らしい輪鉄がはめられ、馬は水飼場から曳き出され、泥坊鍛冶屋も受取ったルーブリ銀貨を数え直しながら、旅の平安を祈っておいて、さっさと帰って行った。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫