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比翼の鳥

ひよくのとり
名詞
1
標準
happily married couple
文例 · 用例
お二人の間はいつも、天に在っては比翼の鳥、地に生まれれば連理の枝という言葉で永久の愛を誓っておいでになったが、運命はその一人に早く死を与えてしまった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
元来荒尾が鍋小路どのを伴れて来たのは自分の理想の女神を見せびらかすつもりであつたのが、行平どの忽ち恍惚として天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝と歌ひたくなつた。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
のう、父上」「何を申す」 斉興は、苦笑して「何か、急用でもあるのか」「ござります」「又、お金かえ」「母上、支那の楊貴妃を御存じでしょうが――譬えますと、父上は、玄宗皇帝――」 将曹が、おどけ調子で「天にあって比翼の鳥、地にあっては連理の枝」「暫く、黙っておれ」 久光は、将曹を睨みつけた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
天に在っては比翼の鳥、地に在っては連理の枝、――ああ、あの約束を思うだけでも、わたしの胸は張り裂けるようです。
芥川龍之介 二人小町 青空文庫
錦子さんとの仲は、天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝。
佐々木邦 合縁奇縁 青空文庫
たとえ生きても死んでも、離れていても、お互いの心は、比翼の鳥のように、連理の枝のように、固くむすばれているものと信じていますから、ちっとも淋しくなんかない。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
白楽天という人の作った詩」「ああ」「あの長恨歌の終りのほうに――天に在っては願わくは比翼の鳥と作らん、地に在っては願わくは連理の枝と為らん――という句があるでしょ。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
天にあっては比翼の鳥、地に在っては連理の枝とならん――と来世を願った漢帝の悔恨を、胸に歌に繰り返して、泣き死んでも追いつかないことである。
円明の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
The couple exchanged their marital vows under a canopy of flowers, promising eternal love.
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Their enduring marriage is a testament to their deep marital vows and mutual respect.
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The priest reminded the congregation of the sanctity of marital vows and commitment.
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