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名詞
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標準
文例 · 用例
そしてヨブの所に来り見れば往日の繁栄、往日の家庭、往日の貴き風采悉く失せて今は見る蔭もなく、身は足のより頂まで悪しき腫物に悩み、土瓦の破片を以て身を掻きつつ灰の中に坐する有様であった。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
鬼怒川の土手に繁茂した篠の根に纏はつて居る短い鴨草も葉から莖から泥に塗れて居ながら尚生命を保ちつゝ日毎に憐れげな花をつけた。
長塚節 青空文庫
冠者を君子と称するならば、昔、唐の盗や、我が朝の熊坂、袴垂なんど、いずれも聖人君子であろうぞ!
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
見ようによっては孔夫子よりも盗の方が義かもしれぬ。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
しかし、それらの誰よりもこの書の恩恵を蒙ったのは、他ならぬ大盗|盗だ。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
「が、人間の肝臓を、好んで食べたというような、盗のような兇賊なら?
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
わが朝においては例の盗、貴朝におかれては袴垂、この辺の大盗になりますと、おのずから道教内丹説に、かなった行動をとりますな。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
孔子の言えることまたは為せることは、盗より見れば、はなはだ邪魔になったに相違ない。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫