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割竹

わりだけ異読 わりたけ
名詞
1
標準
split bamboo
文例 · 用例
ただ向う側の割竹を並べた垣の上に鬱蒼と茂って路地の上に蔽いかぶさっている椎の木らしいものだけが昔のままのように見える。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
」と、婆やが水口の障子で怒鳴ると、白磨竹を突着けられた千鳥の前は、拷問の割竹で、胸を抉られた体にぐなりとした。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
それも製作技術の智慧からではあるが、丸太を組み、割竹を編み、紙を貼り、色を傅けて、インチキ大仏のその眼の孔から安房上総まで見ゆるほどなのを江戸に作ったことがある。
幸田露伴 鵞鳥 青空文庫
鳥屋は別当が薄井の爺さんにことわって、縁の下を為切って拵えて、入口には板切と割竹とを互違に打ち附けた、不細工な格子戸を嵌めた。
森鴎外 青空文庫
切米とは、扶持米を數囘に分けてか、又は金錢に取り替へて渡すことをいふので、手形の書替とは、切米券を、請取にしてもらふことで、請取手形が渡ると、受取人の名を紙に書いて割竹に挾み、大倉役所の藁苞に※込んでくるのである。
長谷川時雨 花火と大川端 青空文庫
旧仙台領においては前記の如く、獅子頭に鹿角を附したものをかぶる例になっているが、旧南部領の獅子は短き双角を附した獅子頭をかぶり、別に長さ数尺に及ぶ細き割竹に、櫛歯形に切り目を入れた紙を巻き、その数条を放線状に束ねて背に負っている。
喜田貞吉 奥羽地方のシシ踊りと鹿供養 青空文庫
長い雨季にそなえて床を高くし、四方、吹きぬけの、内地の物干場のようなかまえで、屋根板が落ちて、屋根桁の間から空が見え割竹を並べた床は穴だらけで、足を踏みこまないようにするのに骨が折れた。
久生十蘭 ノア 青空文庫
仕上りはすだれ文様になり、どうぶちは青竹でおさえ、垣の上は割竹で笠を作り棕梠縄で編みこんだものである。
室生犀星 生涯の垣根 青空文庫
作例 · 標準
庭に生垣を作るために、職人が竹を細かく割竹にしていた。
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割竹を使って作った垣根は、和風庭園によく似合う。
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しなやかな割竹は、様々な竹細工の材料として重宝される。
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2
標準
noisy bamboo baton used by night watchmen (Edo period)
作例 · 標準
昔、夜回りの番人が割竹を鳴らして町を歩いていたそうだ。
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時代劇で、泥棒が近づくと番人が割竹を叩く音が聞こえるシーンがあった。
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子供の頃、お祭りで配られた割竹をパチパチ鳴らして遊んだ記憶がある。
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割竹(わりだけ) — 幻辞.com