言葉をかける
ことばをかける
表現動詞-一段
標準
to speak words (of)
文例 · 用例
たとえば自分の祖母にやさしい言葉をかけるとか、乗合馬車で座席を譲るとかいうくらいな事でもいいが、とにかく何かしないではおかないようにするがいい」という一節がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
私は何んだか言葉をかけるのさえためらわれて黙ったまま突立っていました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
路で逢っても、こちらから言葉をかけるのは遠慮すべきものかも知れない。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
戸口に凭れてゐる娘共には勿論の事、逢ふ人毎に此方から言葉をかける。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
老人が傍に來て、『日が今昇るのを見なさい、何と神々しい景色ではないか』と優しく言葉をかけるまで、若者は何を思ふ暇もなく、ただ茫然と老人の顏を見て居たのです。
— 国木田独歩 『日の出』 青空文庫
」と依頼人は言葉をかける。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
葉子は電話室を出るとけさ始めて顔を合わした内儀に帳場|格子の中から挨拶されて、部屋にも伺いに来ないでなれなれしく言葉をかけるその仕打ちにまで不快を感じながら、匆々三階に引き上げた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
言葉をかけるとそれでも片づけものの手を置いて葉子のほうに向き直った愛子は、この時ようやく顔を上げておとなしく「はい」と返事をした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、落ち込んでいる友人に励ましの言葉をかけた。
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見知らぬ人を助けるために、親切な言葉をかけた。
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「大丈夫だよ」という優しい言葉をかけると、子供は泣き止んだ。
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