恥晒
はじさらし
名詞
標準
文例 · 用例
日本ガ東洋ノ獨逸ナリト云ハレ、獨逸ト等シキ軍國主義侵略主義ノ國ナリト云ハレ、列國環視ノ間「ウヰルソン」輩ノ口舌ニ萎縮シテ面上三斗ノ汗ヲ拭フノ恥晒シヲ爲セシ者悉ク是レ天意。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
下手を間誤付けあ、良い恥晒しになるってえ訳だな」「ウン……それにおやじだって万更じゃねえんだかんナ……ヤングはそこを睨んでいるんだよ」「アハハハハ違えねえ。
— 夢野久作 『支那米の袋』 青空文庫
新聞になんか書かれたら、いい恥晒しだぜ。
— 夢野久作 『無系統虎列剌』 青空文庫
雨、雨、雨、ふる、ふる、ふる、その中を歩く、持つてきた一本を喇叭飲みする、酔ひつぶれて動けなくなつた、松原に寝ころんでゐたら、通行人が心配して、どうかなさいましたかといふ、まことに恥晒しだつた。
— 室積行乞 『行乞記』 青空文庫
アンゼロは平常からレオナルドの長い顎鬚を癪にさへてゐたので、「君が自分で説明したら可いぢやないか、君は何時だつたか、青銅で馬の模型を作りかけて鋳上げる事もしないで、打捨り放しにしたぢやないか、いい恥晒しだね。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
「士の児が猫に祟られて病死でもしたら、いゝ恥晒しだ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
一名|仮病とも云われるそうな」「不面目病とも申されるそうな」「恥晒らし病とも申されるそうな」――などと悪口を云う者もある。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
「遠慮はいらんからうんと恥晒しな真似をしろ、金だけは払つてやる。
— 岸田國士 『ロツパの「楽天公子」』 青空文庫