何歩
なんぽ
名詞
標準
how many steps
文例 · 用例
アリストファーネスの「雲」を読んで学者たちが蚤の一躍は蚤の何歩に当たるかを論ずるところなどが、今の学者とちっとも変わらない生き写しであることをおもしろいと思うのであった。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
気が付かない中に、幾何歩いて居たのか、分らなかった。
— 菊池寛 『極楽』 青空文庫
気が付いてからも幾何歩いたかも知れなかった。
— 菊池寛 『極楽』 青空文庫
幾何歩いたかも、丸切り見当が立たなくなってしまった。
— 菊池寛 『極楽』 青空文庫
幾何歩いても、足も痛まなければお腹も空かなかった。
— 菊池寛 『極楽』 青空文庫
私は何歩も進んだ、しかしやはりすべてが暗黒と空虚とであった。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
倉庫番(工場の)のところまで何歩あるか、何秒かかるか、それだけをゆっくり歩くことを、なぜ職長はとがめるか、職長は労働者か、それとも何か、とそんなふうに愚の骨頂のようなことから、その他さまざまなことが、僕の頭を根限り追いまくった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
イプセンの「ノラ、人形の家」はもうふるいと一部にいわれるが、そのふるくない解決へ何歩私たちは歩み出し得ているだろうか。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
作例 · 標準
駅から自宅まで実際に何歩かかるのか、新しく買った万歩計を使って正確に測ってみることにした。
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「あと何歩で頂上ですか」と尋ねると、ガイドさんは笑顔で「あと少しですよ」と力強く答えた。
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彼女は一歩一歩、今日何歩歩いたかを数えながら、リハビリの道をゆっくりと噛みしめるように進んだ。
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