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家並み

いえなみ異読 やなみ
名詞多音語頻度ランク #42830 · 青空 110
1
標準
row of houses
文例 · 用例
私はそんなところには一種の嗅覚でも持っているかのように、堀割に沿った娼家の家並みのなかへ出てしまった。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
たとえば劇場のシーンの中で、舞台の幕があくと街頭の光景が現われる、その町の家並みを舞台のセットかと思っているとそれがほんとうの町になっている。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
ころは春五月の末で、日は西に傾いて西側の家並みの影が東側の家の礎から二三尺も上に這い上っていた。
国木田独歩 女難 青空文庫
五 人通りが多い――というより、まるでどうしてこんなに人間がいるのかと、思われるくらい混雑している京極や、寺町通りを横切ると、もうそこは、打って変ったようにひっそりと静まりかえって、いかにも京都らしい家並みが続く蛸薬師通りである。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
ずっと家並みは続いていたが、停電のせいだろう、門燈は消えて、洩れて来る一筋の灯りもなく、真っ暗闇だった。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
隅田川以東に散在する材木堀の間に挟まれた小さな町々の家並みは、やがて孵化する雛を待つ牝鶏のように一夜の憩いから目醒めようとする人々を抱いて、じっと静まり返っていた。
岡本かの子 勝ずば 青空文庫
朝はいつの間にか明け切って白銀色の光が家並みを一時に浮き出させると、人々は周章てて家々の戸を開け展げた。
岡本かの子 勝ずば 青空文庫
それを左りへ行けば直ぐ鹽山ステーシヨンで、片がはは桑畑、他の側の家並みは多く飮食店で、ところ/″\の二階からはあやしげな女が首を出してゐた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
街道沿いには、江戸時代の面影を色濃く残す古い家並みが今も大切に保存されている。
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かつては見渡す限りの田園地帯だったが、今では整然とした新しい家並みがどこまでも続いている。
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高台の公園からは、オレンジ色の屋根が連なる美しい家並みの向こうに、きらめく海を一望できる。
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「この辺りは昔ながらの家並みが残っていて、散策しているだけでなんだかホッとするね。」
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2
標準
each house
作例 · 標準
古い家並みが続く路地を歩くと、まるで時代を遡ったような気分になる。
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開発が進み、かつての美しい家並みは高層マンションへと姿を変えた。
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雪が降り積もり、どの家並みも白い帽子をかぶったように静まり返っていた。
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海岸沿いの家並みは、津波の被害を大きく受けた。
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