納殿
おさめどの
名詞
標準
文例 · 用例
なおそのほかに物資の蓄蔵されてある幾つの倉庫、納殿などのことも、信用する少納言の乳母を上にして何人かの家司をそれにつけて、夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
やがて出家をあそばされようとする院の最後のお催し事と見ておいでになって、帝も東宮も御同情になり宮中の納殿の支那渡来の物を多く御寄贈になったのであった。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
「新納殿だ」 二三人が、呟いた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「新納殿」 池上は、灰色の顔色の中から、新納を睨みつけた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「新納殿、御無礼致しました」 兵頭は、脚を引いて、御辞儀もしないで「もう、夜に近い。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
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納殿(おさめどの)とは、金銀・衣装・調度品など各種の品物を納めて置く場所。後世における納戸の元となった。
出典: 納殿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0