幻辞.com

服色

ふくしょく
名詞
1
標準
文例 · 用例
五十騎を一組として四組に別れ、赤黄青緑の服色を別つ。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
騎兵と歩兵と砲兵と、服色|燦爛たる数十万の狂人の大軍が林の中から、三色の雲となって層々と進軍した。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
ネビイブリュウの服色のよく似合うのもいつもと変らぬ千鶴子だったが、久慈は後ろから鏡に映った彼女の顔を眺めながら、今はこの人も突き放してしまった人だと思うと、何んとなく淋しい影を見る思いで冷えて来たコーヒーを飲み下した。
横光利一 旅愁 青空文庫
空を真近く呼びよせた砂の白さの中では、千鶴子のぴったり詰まった黒い服色は、光を吸いこみ、ネットの紅の一点がなまめかしい匂いを放つようだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
西日のまだ高く雲を灼いている残光に染って、薄水色の服色に包まれた千鶴子の頬は明るく輝くようだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
各国のうち最も足並み整い、白の服色明快で場内の緊張に一層強く輪をしめた観がある。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
うすく禿げ上った頭も、薄茶の服色のために禿頭には感ぜられない。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
唐制に模して位階も定め、服色も定め、年号も定め置き、唐ぶりたる冠衣を著け候とも、日本人が組織したる政府は日本政府と可申候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

服色(ふくしょく) 衣服の色模様。 服制 日本の競馬法や日本中央競馬会競馬施行規程などにおける勝負服の正式名称。

出典: 服色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0