見やる
みやる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to look at
文例 · 用例
紀州は源叔父が顔見て驚きし様もなく、道ゆく人を門に立ちて心なく見やるごとき様にてうち守りぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
男の生徒たちはおおっぴらに女の方を見やる機会を得て、等しく物好きらしい眼を、渡井のしゃくり上げる肩のところから、手拭の下に真赤にしている横顔へと向けた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」 ひたすら楽屋の方打見やる。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
つくづくと、うち見やる水、枯葦、まさしくもみ冬なり。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
眺めやり、うち見やるのみ、海豹のうかぶ潮※。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
淡路嶋かよふ千鳥、明石の浦、このそよぐすずしき風に、親子づれ帰さ安しと、この日なか、波折光ると、甲板に鼠出でぬと、おもしろとその影見やる。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
眺めやり、うち見やるのみ、 海豹のうかぶ潮※。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
おおよそ人が欠伸でも始め、時計でも見やるような時刻のことだった。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はふと窓の外を見やり、遠くの空に浮かぶ入道雲を見つめていた。
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「さあ、行きましょうか」と彼は言い、足元を見やってから歩き出した。
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父親は成長した息子の後ろ姿を誇らしげに見やり、静かに微笑んだ。
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