造次顛沛
ぞうじてんぱい
名詞
標準
(a) moment
文例 · 用例
ただ余が意を注ぎ造次顛沛もつねに忘るるあたわざるものは余とともに生活する人民の境遇これなり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
『元亨釈書』の著者|虎関和尚はこの話を批評して、温室を造るのはいいが、垢を流したり膿を吸ったりするのはよけいなことだ、そんな些細なことをしなくても、堅誠あるものは造次顛沛みな阿※を見るといっているが、これはどうも承服し難い。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
かくして、平常、社会に立ちて人事を観ずるにもこれを思い、天地を望みて風月を観ずるにもこれを念じ、造次顛沛もこの一事をして心頭を離れざらしむるに至らば、人生五十年間は幸福、愉快ばかりで日を送ることができます。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
願わくは、教育に従事するもの終始一貫、この心をもって心とし、学生たるもの造次顛沛の間も、この心を失わざらんことを。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
作例 · 標準
たとえ造次顛沛の時であっても、初心を忘れてはならないと彼は言った。
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人生の造次顛沛を乗り越えるたびに、人は強くなるものだ。
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激動の時代にあって、人々は造次顛沛の日々を送っていた。
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