水切れ
みずぎれ
名詞
標準
文例 · 用例
六ヶ村の水切れじゃ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
夏ばかりでなく、冬でも少し照りつづくと、ここらは水切れに脅かされるのであると、土地の人は話した。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
夏ばかりでなく、冬でも少しく照りつづくと、ここらは水切れに脅かされるのであると、土地の人は話した。
— 大久保にて 『郊外生活の一年』 青空文庫
今日わづかなる地震にて水切れとなるが如きは敢て怪しむに足らず。
— 断腸亭日記巻之五大正十年歳次辛酉 『断腸亭日乗』 青空文庫
東京市経営の水道は炎暑|来って水最も入用の時水切れとなり電燈は初更深夜の別なく消える事勝手次第なり。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
水切れはよいが、しかしどちらかというと、化粧であって丈夫ではない。
— 柳宗悦 『蓑のこと』 青空文庫
――何と私等が高台の町では、時ならぬ水切がしていようという場合ではないか。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
毎晩、仮装舞踏会へ出かけたり、お金の札でたこをこしらえたり、海へ行けば、石のかわりに、金貨で水切りをしてあそんだりしました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『空とぶトランク』 青空文庫