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雀踊り

すずめおどり
名詞
1
標準
文例 · 用例
これをはじめにして乙姫の「竜宮の舞い」、達磨大師の「コロコロ踊り」、花咲爺の「花咲踊り」、舌切雀の「雀踊り」、桃太郎の「剣舞」、金太郎の「力持ち」、獣のダンス、鳥のダンスなぞが次から次へ数限りなく、いつまで見ても面白う御座いました。
夢野久作 雪の塔 青空文庫
十二 武一がラツキイを駆つて、馬場を廻つてゐるところに滝本達が来て――此方も三人のカタリーナを出場させて選手権を争つてやらうではないか、無論三人とも勇んで承諾したから――といふことを告げると、「左う決まれば――」 と武一は雀踊りして叫んだ。
牧野信一 南風譜 青空文庫
神経衰弱の療養のために春頃から池部の家に滞在してゐたが、池部の土蔵に封建時代の様々な記録が残つてゐるといふことを聞くと彼は雀踊りして、以来それらの書類の渉漁に寧日ない有様だつた。
牧野信一 夜の奇蹟 青空文庫
こういうものがこの番所の手に入ったのは、実にどうも天佑とも天助ともいいようのない次第で、吟味方はもちろん無足同心のはてまで雀踊りをして喜んだ。
稲荷の使 顎十郎捕物帳 青空文庫
閑話休題、梅坊主一座の漫舞には他に桃太郎、住吉踊、雀踊りの顎合はせ、大津絵などがあり、舞踊と舞踊との間には、常に即妙の滑稽を混へてよく見物の顎を解いた。
正岡容 異版 浅草燈籠 青空文庫
腹の虫も雀踊りしおるわ。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
よかったらおつかい下さい」 といってやると、李逵は雀踊りして、「てへッ、ほんとに貸してくださるか。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
万吉は雀踊りしたい気もちを抑えて、幾たびも、鴻山の手紙についてきた、周馬の筆跡をみつめた。
鳴門の巻 鳴門秘帖 青空文庫