差し詰め
さしずめ異読 さしづめ
副詞頻度ランク #29976 · 青空 11 例
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after all
文例 · 用例
……この世には、もっとスバラシイ、偉大な悪魔が実在していないものか知らん……あの叔父のスベスベした脳天へ、鍛冶屋の鉄鎚を天降らせるか何かしたら、私は差し詰め悪魔以上の人間になれる訳だけど、しかし、一方から見ると、それは立派な親孝行にもなるのだから何にもならない。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
別段腫れても、傷ついてもいないところを見ると、刺か何かを抜いたアトを消毒したものらしいが、ヨディムチンキをそんな風に使う女なら、差し詰め医師の家族か、看護婦だろう」「……フーム……ソンナモンカナ」「ところで服装を見ると看護婦は動かぬところだろう。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
もし井上侯を猛獣に譬へるなら、H氏は差し詰め手練な猛獣使ひといふ事になる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
勿論私はAのこの傲慢な態度には腹を立てたがそれより差し詰めQの敗北には同情せざるを得なかった。
— 横光利一 『鳥』 青空文庫
(3) 自分のために両親の寿命を縮めたレミヤの歎きは申すまでもありませぬが、それよりも何よりも、差し詰め困ってしまったのは、後に残った親類たちでした。
— 夢野久作 『霊感!』 青空文庫
差し詰めここで決めてえのは、素直に俺らの女房になるか、それとも強情に首を振るか、二つに一つだ。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
そうなると差し詰めお前達夫婦は、左|団扇の楽隠居、百姓なんか止めっちまってさっさと江戸へ出て来なさるがいい。
— 国枝史郎 『村井長庵記名の傘』 青空文庫
そうして戦時には弓手が籠り、差し詰め引き詰め矢を飛ばすのであった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
差し詰め、この計画が最善の策だろう。
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彼は何があっても動じないタイプだと思っていたが、差し詰め、内心は焦っていたに違いない。
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差し詰め、彼は私たちのリーダーにふさわしい人物だ。
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標準
for the time being
作例 · 標準
差し詰め、今日のところはこれで終わりにしよう。
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旅行の準備はまだ完璧ではないが、差し詰め、必要なものは揃った。
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差し詰め、現状維持が一番賢明な選択だろう。
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