息吹
いぶき
名詞頻度ランク #24638 · 青空 149 例
標準
breath
文例 · 用例
故に、芸術とは、興味が、笑ひといふ自然的作品よりも、作品といふ人力の息吹きのかゝつたものを作り出すためには、興味そのものの内部に、生活人よりも格段と広い世界を有さねばならぬ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
」いかにも、「廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名ある」ラロシフコー公爵その人の息吹が感ぜられる尊嚴盛大の文章である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
すんだ空は息吹がかかったように、サッと曇って、今までどこにいたろうと思われる霧がかかる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
女は思慮分別も融けるような男の息吹きを身体に感じた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
岩手山巓外輪山の夜明け方、 息吹きも白み競ひ立ち、三十三の石神に、 米を注ぎて奔り行く。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
あるいは、聖霊の息吹きを受けて、つめたい花びらをいちまい胸の中に宿したような気持ち。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
のツホウホー、人魂が息吹をするとかいふ聲に、藍暗、紫色を帶して、のりすれ、のりほせのないのは木菟で。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
しばらくして、この傘を大開きに開く、鼻を嘯き、息吹きを放ち、毒を嘯いて、「取て噛もう、取て噛もう。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
作例 · 標準
寒い朝、彼の口から白い息吹が漏れた。
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深呼吸すると、新鮮な空気の息吹が肺を満たした。
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赤ちゃんの弱い息吹を感じ、命の尊さを思った。
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標準
sign (of something new and fresh)
作例 · 標準
閉鎖的な村にも、都会の新しい文化の息吹が感じられるようになった。
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春の訪れとともに、植物たちが一斉に生命の息吹を吹き返す。
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このプロジェクトには、若い世代の斬新な息吹が必要だ。
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廃墟だった工場跡地に、新たな商業施設の息吹が生まれつつある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 息吹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0